Sub-1GHz および 2.4GHz RF バリュー・ライン
ローパワー RF テクノロジー・ベースの低コスト・デバイス・ファミリ
RF バリュー・ライン・ファミリにより、開発者は、Sub-1GHz および 2.4GHz RF アプリケーション用の低コストのコネクティビティ・ソリューションを利用できます。このようなアプリケーションとしては、リモート・コントロール、玩具、PC のマウスとキーボード、ホーム/ビル・オートメーション、セキュリティ・システムなどがあります。
2.4GHz RF システム・オン・チップ・ファミリの CC2543、CC2544、および CC2545は、マイコン、32kB フラッシュ、および 1/2kB RAM をシングルダイ上に搭載し、2mbps のデータ・レート、102dB のリンク・バジェット、およびスリープ・タイマ動作時に 1uA 未満のスリープ電流という特長を備えています。 各ファミリ・メンバーは汎用 I/O ピン数の違いで識別され、CC2544 には USB インターフェイスがあります。
CC110L トランシーバ、CC113L レシーバ、および CC115L トランスミッタ・デバイスは、すべて TI の Sub-1GHz CC1101 RF テクノロジーをベースにしており、ピン、レジスタ、およびコードに互換性をもちます。また、既存の Sub-1GHz システムと下位互換性があります。 大量生産品のバリュー・ラインは、2 チップ、一方向 RF リンクで 1.00 米ドル未満で入手できます。
Sub-1GHz および 2.4GHz バリュー・ラインには、433、868、915、および 2400MHz 用の小型 PCB アンテナを備えた、新しい低コストのリファレンス・デザインが含まれています。部品数が減少し、FCC および ETSI 認定が可能な包括的な設計となっています。 小型のらせん状 PCB アンテナはこれまでの PCB アンテナのわずか 1/4 のサイズで、小型で高効率のアンテナが必要なアプリケーションに適しています。
利用可能な開発キット、ツール、およびソフトウェア
CC11xLDK-868-915 および CC11xLEMK-433 開発キットは、Sub-1GHz バリュー・ライン製品ファミリ用の包括的なハードウェア・パフォーマンス・テストおよびソフトウェア開発プラットフォームを提供します。 SmartRF Studio PC ソフトウェアを使用して RF 設定を生成し、IAR または CCS を使用して CC11xLDK-868-915に搭載されている MSP430F548 をプログラミングできます。
CC2543-CC2544DK および CC2545EMK キットは、2.4GHz RF バリュー・ライン製品ファミリ用の包括的なハードウェア・パフォーマンス・テストおよびソフトウェア開発プラットフォームを提供します。 SmartRF Studio PC ソフトウェアを使用して RF 設定を生成し、IAR を使用して CC254x システム・オン・チップに搭載されている 8051 コアをプログラミングできます。
RF バリュー・ラインの主な特長と利点
2.4GHz 版の特長 | 2.4GHz 版の利点 |
データ・スループット:
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リンク・バジェット:
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消費電力:
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低コスト設計:
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Sub-1GHz 版の特長 | Sub-1GHz 版の利点 |
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CC1190 レンジ・エクステンダとのシームレスな統合:
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データシート/サンプル/キット
- データシートの
ダウンロード-
Sub-1GHz:
- CC110L トランシーバ
- CC115L トランスミッタ
- CC113L レシーバ